Adobe製品で大規模障害──「何もできない」悲鳴続出
Adobe製品で大規模障害──「何もできない」悲鳴続出
一方、ディーエルソフトの買い切り版ソフトは影響なし。業務継続に強み
2025年11月18日午前、「Illustrator」「InDesign」「Premiere Pro」など複数のAdobe製品が起動不能になる大規模な不具合が発生した。Adobeの障害情報ページでも同日7時頃から問題を確認しており、Creative Cloudアプリケーションを含む複数製品で障害が継続している状態だ。
同社のカスタマーサポート公式Xアカウントも10時42分、トラブルを認め「解決に向けて調査中」と発表。原因や復旧の目処は公表されていない。またサポート窓口には問い合わせが殺到し、つながりにくい状況が続いているという。
SNS上では朝から「何もできない」「仕事が完全に止まった」「どうにかして」といった投稿が相次ぎ、業務に大きな影響が出ているユーザーも多い。不具合の中には「ネットワークを切ってPCを再起動するとローカル環境では起動できる」といった報告もあるが、誰もが確実に使える回避策とは言い難い。

■サブスク型ソフトの弱点が露呈
今回のトラブルで浮き彫りになったのは、オンライン認証が必須のサブスクリプション型ソフトのリスクだ。
起動時やライセンス確認時にサーバーと通信する仕組みを採用しているため、メーカー側の障害が発生すると、ユーザーは端末環境に問題がなくても突然ソフトを使えなくなる。
クリエイティブ制作・業務用ソフトにおいて、これは致命的な問題となり得る。
■ディーエルソフトの買い切り版なら影響ゼロ
こうしたサーバー依存型のトラブルとは対照的に、ディーエルソフトで提供している買い切り版ソフトは、オンライン認証に依存せず動作するため、今回のような障害の影響を受けない。
ライセンスはローカルで完結
サーバー障害の影響を受けず起動可能
月額制ではないため、突然の認証エラーも発生しない
オフライン環境でも問題なく使用可能
そのため、
「今日中に納品が必要なのにソフトが開かない」
「サーバートラブルで数時間待つしかない」
といったサブスク型ソフト特有のリスクを回避できる。
特に印刷業、デザイン業、事務処理など「止まったら困る」業務では、買い切り版ソフトの安定性が大きな強みになる。
■まとめ
今回のAdobe製品の大規模障害により、サブスクリプション型ソフトが「オンライン認証」という一点の不具合で、ユーザーの作業を全面停止させてしまう脆さが改めて明らかとなった。
一方で、ディーエルソフトのような買い切り型・ローカル完結のソフトは、こうした外部障害による業務停止リスクがゼロ。
安定した環境で業務を継続したい企業・ユーザーにとって、非常に有効な選択肢と言える。
